泌尿器科は、腎臓、尿管、膀胱、尿道といった尿の通り道(尿路)や、前立腺、精巣などの男性生殖器に関わる病気を診療する診療科です。
「トイレが近くなった」「尿が出にくい」「排尿すると痛い」「尿に血が混じる」「尿が漏れる」など、日常生活の中で気になる尿の症状はありませんか?
こうした症状は加齢や生活習慣によって起こることもありますが、前立腺や膀胱、腎臓などの病気が原因となっている場合もあります。
泌尿器科の症状は人に相談しづらく、受診をためらってしまう方も少なくありません。当院では患者さまのプライバシーに配慮しながら、お悩みや症状を丁寧にお伺いし、適切な診断・治療につなげていきます。
「この程度で受診してもいいのかな」という症状でも、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
前立腺は男性の膀胱の下にある臓器で、尿道を取り囲むように位置しています。
加齢などに伴って前立腺が大きくなると尿道が圧迫され、「尿の勢いが弱い」「尿が出るまで時間がかかる」「排尿後もすっきりしない」「トイレが近い」「夜中に何度もトイレに起きる」といった症状が現れることがあります。
症状や前立腺の状態などを確認し、患者さまに合わせた治療を行います。
過活動膀胱は、「急に強い尿意を感じて我慢することが難しい」という症状(尿意切迫感)を中心に、頻尿や夜間頻尿、尿漏れなどを伴う病気です。
外出や仕事、睡眠など日常生活にも影響しやすい症状ですが、年齢のせいだと思って我慢している方も少なくありません。
生活習慣の見直しや膀胱訓練、薬による治療などを症状に応じて行います。
尿失禁には、急な尿意とともに漏れてしまう「切迫性尿失禁」や、咳・くしゃみ・運動などお腹に力がかかった際に漏れてしまう「腹圧性尿失禁」などがあります。
原因や症状によって治療方法が異なるため、状態を確認したうえで適切な治療をご提案します。
膀胱炎は、細菌などが膀胱内に入り炎症を起こす病気で、特に女性に多くみられます。
頻尿、排尿時の痛み、残尿感、尿の濁り、血尿などが代表的な症状です。
感染が腎臓まで広がると腎盂腎炎となり、発熱や悪寒、腰・背中の痛みなどを伴うことがあります。
尿に含まれる成分が結晶化し、腎臓や尿管などに結石ができる病気です。
特に尿管に結石が詰まると、突然、腰やわき腹に強い痛みが生じることがあります。血尿や吐き気などを伴う場合もあります。
結石の大きさや位置、症状などを確認し、自然排石を促す治療などを行います。専門的な処置が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介します。
血尿には、目で見て尿が赤いことがわかる「肉眼的血尿」と、健康診断などの尿検査で初めてわかる「顕微鏡的血尿(尿潜血)」があります。
原因は膀胱炎や尿路結石などさまざまですが、膀胱がん、腎がん、腎盂・尿管がんなどの病気が隠れていることもあります。
特に、痛みなどほかの症状を伴わない血尿で病気が見つかることもありますので、血尿に気づいた場合や健診で尿潜血を指摘された場合には、一度泌尿器科を受診することをおすすめします。
前立腺に炎症が起こる病気です。
発熱や排尿時の痛み、頻尿、残尿感のほか、下腹部や会陰部などに痛みや不快感を感じることがあります。
症状や原因を確認し、それぞれの状態に応じた治療を行います。
自覚症状がなくても、健康診断や人間ドックの尿検査、血液検査などから病気が見つかることがあります。
「尿潜血を指摘された」「PSAが高かった」などの場合も、そのままにせずご相談ください。
健診結果をお持ちの方は、ご来院の際にご持参ください。