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泌尿器がん

泌尿器のがんは、症状がないうちに
見つかることもあります

泌尿器がんの診療イメージ

泌尿器科では、前立腺がん、膀胱がん、腎がん、腎盂・尿管がん、精巣がんなど、尿路や男性生殖器に発生するさまざまながんを診療します。

泌尿器がんの中には、血尿などをきっかけに発見されるものがある一方、初期にはほとんど自覚症状がなく、健康診断や人間ドックなどをきっかけに見つかるものもあります。

「血尿が出た」「健康診断で尿潜血を指摘された」「PSAの値が高い」「画像検査で腎臓の異常を指摘された」などの場合には、詳しく調べることが大切です。

当院では必要な診察・検査を行い、専門的な精密検査や治療が必要な場合には、連携する医療機関へ速やかにご紹介します。

前立腺がん

前立腺がんは、男性特有の臓器である前立腺に発生するがんです。
早期には自覚症状がほとんどないことも多く、健康診断や人間ドックなどのPSA検査をきっかけに発見される場合があります。
PSAは前立腺がんを見つけるための重要な指標のひとつですが、前立腺肥大症や前立腺の炎症など、がん以外の原因でも高くなることがあります。そのため、PSAが高いからといって必ずしも前立腺がんというわけではありません。
PSAの値や年齢、前立腺の状態などを総合的に判断し、必要に応じてより詳しい検査につなげます。

このような方はご相談ください

  • 健診などでPSA高値を指摘された
  • 家族に前立腺がんになった方がいる
  • 尿が出にくい、尿の勢いが弱い
  • トイレが近くなった
  • 血尿がみられる

腎がん

腎がんは、尿をつくる臓器である腎臓に発生するがんです。
初期には自覚症状がないことも多く、健康診断や人間ドック、ほかの病気を調べるために行った超音波検査やCT検査などで偶然発見されることがあります。
進行すると、血尿や腰・背中の痛みなどが現れることがあります。
画像検査などで「腎臓に腫瘤がある」「腎臓に影がある」などと指摘された場合には、詳しい検査が必要です。

腎盂・尿管がん

腎臓でつくられた尿が集まる「腎盂」や、腎臓から膀胱へ尿を運ぶ「尿管」に発生するがんです。
膀胱がんと同様に、血尿をきっかけに見つかることがあります。痛みを伴わない血尿が現れることもあるため注意が必要です。
血尿や尿潜血を認めた場合には、その原因が腎臓・尿管・膀胱などのどこにあるのかを調べていきます。

膀胱がん

膀胱がんは、尿をためる臓器である膀胱に発生するがんです。
代表的な症状が「血尿」です。特に、排尿時の痛みなどを伴わず突然血尿が出ることがあります。
血尿が一度出たあと自然に止まる場合もありますが、血尿がなくなったからといって病気がなくなったとは限りません。
尿が赤くなった、血が混じったなどの症状があった場合には、早めに泌尿器科を受診してください。
必要に応じて尿検査や超音波検査、膀胱内視鏡検査などを行い、詳しく調べます。

精巣がん

精巣がんは、陰嚢の中にある精巣(睾丸)に発生するがんです。
ほかの泌尿器がんと比較すると若い年代にも発症することが特徴で、精巣の腫れやしこり、左右の大きさの違いなどをきっかけに気づくことがあります。
痛みを伴わないこともあるため、「痛くないから大丈夫」と判断せず、精巣の腫れや硬さなどに気づいた場合には早めにご相談ください。

泌尿器がんを早期に発見するうえで、特に注意していただきたい症状のひとつが血尿です。
血尿は膀胱炎や尿路結石など良性の病気でも起こりますが、膀胱がんや腎盂・尿管がん、腎がんなどによって生じることもあります。
特に「痛みのない血尿」は重要なサインのひとつです。
一度だけで止まった場合でも、自己判断で様子を見続けず、泌尿器科へご相談ください。

泌尿器がんは、自覚症状がない段階で健診などから発見されることがあります。

  • PSAが高い
  • 尿潜血を指摘された
  • 腹部超音波検査で腎臓の異常を指摘された
  • CTなどで腎臓・膀胱などの異常を指摘された

このような場合には、結果をそのままにせず、一度ご相談ください。
当院で診察・検査を行ったうえで、さらに詳しい検査や手術、放射線治療、薬物療法などが必要と判断した場合には、病状やご希望に応じて適切な専門医療機関へご紹介します。